あなたの肩こりはなぜ良くならないのでしょう?

肩こり

肩がこるからといって肩だけに注目していては、根本的に肩こりの治療はできません。今だけマシになれば良いというのであれば肩をほぐすだけでもいいでしょう。しかしもっと多くを望むのであれば、肩にのみアプローチするだけでは明らかに不十分です。

もちろん肩や首の筋肉や筋膜を健全な状態に戻すことは大切なことですが、さらに重要なのは肩がこりにくい体の環境を作る事なのです。

肩こりの原因は数多あります。姿勢や骨格のゆがみ、筋バランスの乱れなどの物理的な要因だけでなく、心理的なストレスや自律神経の問題も原因となります。

ライフスタイルを見直す等の選択はその方個人の問題ですので、私がとやかく言う事ではありません。私たちが貢献できる部分は物理的に肩こりの原因となっている要素を可能な限り取り除くことです。

現代社会に生きている限り、全ての肩こりの原因を取り除くことは難しいかもしれません。極論を言えば、あなたが日常の生活の中で肩がこるような事をしている限り、やがて肩はこってくるでしょう。しかしそれでも「肩がこりにくい体」を手に入れる事は可能です。

肩がこりにくい体とは?

ここでは肩がこりにくい体の環境作りにおける「物理的な要素」を取り上げてみましょう。

姿勢

姿勢

あなたの姿勢や骨格と肩こりは関係があります。私たちの肩の上には頭が、両端には腕が付いていますが両方ともかなりの重量があります。ある意味では肩にはストレスがたまって当然の位置にある訳ですが、頭と腕の位置しだいでストレスはかなり増減します。

頭や腕が体の中心にとどまっていればストレスは少なくなりますが、離れれば離れるほど肩へかかるストレスは大きくなります。良い姿勢になるという事は、頭と腕を出来る限り重力のストレスを最小にする位置で持てるようになる、という事です。

筋バランス

筋バランス

私たちはどんな仕事をしていようと体の前で作業します。つまり顔や腕は体の前に位置することになります。この体勢、姿勢で作業をし続けていると、どうしても前屈みになってしまいがちですが、時間が経てば体の前にある筋肉や筋膜は実際に短く硬くなってきてしまいます。

このような筋バランスになると、たとえ自分で良い姿勢を意識しようとしても、良い状態を保ち続けるのは難しいでしょう。硬く短くなった筋肉は、あなたの頭や腕を前に、つまり重力のストレスが増大する位置へと引っ張ります。

健全な関節

関節

筋肉のコンディションはある程度自分でも把握できますが、関節のコンディションは自分で把握することは難しいでしょう。健全な関節にはジョイントプレイと呼ばれる関節の可動域が存在します。この可動域は単なる動きの中での可動域とはまた別物ですので、自分で把握するのは難しいですが、肩こりのあなたは頚椎や上部胸椎のジョイントプレイが失われている可能性が高いでしょう。

関節の健全性を取り戻すにはこのジョイントプレイを取り戻す必要があります。そのためには筋肉や筋膜のような軟部組織だけでなく、関節自体にアプローチする必要があります。

体の使い方

座り方1

あなたの日常での体の使い方と肩こりは当然ながら関係があります。例えば一日座り仕事の方であれば、座り方にはぜひとも気を付けて頂きたいと思いますよ。肩や首に悪いと分かってはいるが、どうしても仕事上その体勢や姿勢をしなければならない、というケースもあるでしょう。それでもその条件の中でストレスを少なくする体の使い方はあるはずです。整体院ブリーズではストレスの少ない座り方等もアドバイスさせて頂きます。

肩こりの治療法は?

健全な筋肉や筋膜を取り戻す

肩の筋肉

もともとの肩こりの原因が日常の姿勢や体の使い方にあったとしても、すでに肩や首の筋肉や筋膜に起こっている事に対しては当然アプローチが必要です。健全な筋肉や筋膜は触ると軟らかく、皮膚も良く動きます。しかし慢性の肩こりをお持ちの方の筋肉は引き絞ったロープのように硬く、筋膜も突っ張って皮膚もよく動きません。弾力性のある筋肉とよく滑る筋膜を取り戻しましょう。

健全な関節を取り戻す

肩の筋肉

肩こりのあなたは頚椎や上部胸椎の関節に何らかの問題がある可能性が高いでしょう。それは歪みやねじれ、関節の可動域の消失などが考えられます。関節のコンディションが悪くなってくると、二次的に周りの筋肉も硬くなってきます。関節の問題を放置したままでは、どれだけ筋肉をほぐそうと効果は長持ちしません。癒し系のほぐし屋さんに通いつめても楽にならないのはそのためです。関節のコンデションを上げるには関節自体にアプローチする必要があります。健全な関節の状態を取り戻しましょう。

 

健全な姿勢を取り戻す

姿勢

良い姿勢を姿勢をキープする、というのはあなたの意識の問題ですが、施術を受ける事によって良い姿勢をキ-プしやすい状態になってきます。今まで無意識の領域で行っていた「姿勢の維持」を意識的なものに変えるには最初は努力が必要ですが、慣れればむしろ以前の姿勢に戻す方が不快になってきます。ぜひとも良い姿勢を自分のものにしましょう。

ストレッチの習慣を

ストレッチ

慢性的な肩こりのあなたは、すでに肩がこりやすい筋バランスになってしまっています。首や肩など、つらい場所は体の後ろ側にありがちですが、実は体の前側の筋肉や筋膜が大きく関係しています。普通に考えても私たちは日常で体を屈める事はあっても反らす事はありませんよね。体の前側の筋肉や筋膜はある意味では縮んで当然とも言えます。だからこそストレッチの習慣を持ちましょう。整体院ブリーズでは今のあなたに合った簡単なストレッチもお教えしています。

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